レイアウトとは
Webページ内の配置
Web ページ等のスペース内に、文章や画像を配置することをレイアウトと呼ぶ。特に、見出しや画像などの重要な情報を目立つ位置に配置すると、情報伝達はより効果的なものとなる。
また、Web ページを正しくレイアウトすることによって、視点の移動が自然なものとなり、ページが読みやすくなる。
このように、レイアウトは Webページ制作の中でも大事な役割を果たしている。
ドキュメントタイプ宣言
Web ページ制作のレイアウトをするにあたり、「ドキュメントタイプ宣言」という重要な記述の追加が必要となる。
ドキュメントタイプ宣言は、HTML のバージョンを指定する方法で、Web ブラウザごとの仕様の差をなくし、レイアウトを正しく表示するために行うものである。
ドキュメントタイプ宣言は、HTML ファイルの 1 行目に記述することから始まる。
歴史的な理由から、HTML ファイルには世代ごとに色々なバージョンがある。
ドキュメントタイプ宣言の記述はいつも同じなので、丸暗記しなくても良い。
現在、HTMLのバージョンは「HTML5」が主流であり、特に指定しない限りHTMLはHTML5を指す。
ドキュメントタイプ宣言は、なるべく改行を入れずに 1 行で記述するようにする。
HTML
<!doctype html>
HTMLのバージョン
HTML には様々なバージョンが存在する。
その理由は、Web の進歩と共にHTML の仕様も拡張を続けているからである。
既に古くなってしまったバージョンの仕様は、あえて覚える必要はない。
バージョン | 標準化の時期 |
HTML1.0 | (標準化なし) |
HTML2.0 | 1994年 |
HTML3.2 | 1996年 |
HTML4.01 | 1999年 |
XHTML1.0 | 2000年 |
XHTML1.1 | 2001年 |
HTML5 | 2014年 |